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デジイチのススメ ~その3~

■□ レンズを選ぶポイント □■

さて、今日はレンズ選び編です。

レンズは、ボディ以上にいろいろな種類のものが売っています。
ズーム/単焦点、望遠/広角、マクロ。。。
撮影する目的によって、本当にさまざまなレンズがあります。

まず、レンズのスペックの見方を見てみましょう。
以下のような数字と記号の羅列で、レンズのスペックは記されています。

□ 50mm F1.4

この見方ですが、”50mm”というのがそのレンズの『焦点距離』、”F1.4”というのがレンズの絞りになります。

またズームレンズの場合には、こんな感じになります。

□ 35-70mm F2.8-4

ズームレンズは焦点距離を変化させられるレンズですので、焦点距離が35mmから70mmまで変わる、という意味になります。
また焦点距離に応じて、絞りもF2.8から4まで変化しますよ、ということも、この数字から読み取ることが出来ます。


「レンズのスペックが読めるようになっても、それだけじゃまだどんなレンズがいいかよく分からない。。。」

そうですね^^;
それでは、ここはネコブログですので、特にネコを撮影するということにポイントを置いて、どんなスペックのレンズがいいのか、その選び方を書いてみます。

ネコ用にレンズを選ぶ際に気をつけることは、3つ。
『明るさ(絞り)』、『焦点距離』、そして『最短撮影距離』です。


1.明るさ(絞り)

上でも説明しましたように、レンズには”絞り”というものがあります。
絞りは”F値”とも呼ばれていて、「F2」とか「F5.6」とか、”Fいくつ"という風に表記します。
下の写真は、絞りを「開けたとき」と「絞ったとき」のレンズの状態を撮影したものです。

絞り

絞りを開けたとき

絞りを絞ったとき

映像 DSCF1363 DSCF1365
F値

小さい

大きい

ボケ 大きい 小さい


上の絵でも分かるとおり、F値が小さい(=絞りを開けたとき)ほど、光を通す量が多くなって、明るい、ということになります。
明るいということはシャッター速度を早くできるということにもなり、暗いところでも手ブレや被写体ブレが防げるようになります。

また、F値が小さいレンズのほうが、よりボケが出やすくなります。 (同じレンズで、絞りを開けたときと絞ったときも、同じことが言えます。)
デジイチならではの、背景がきれいにボケた絵は、F値の小さなレンズで、さらに絞りを開けた状態にすると、 撮影することが出来ます。(ここ、重要です!)

F値の具体的な数値ですが、F2.8以下の数字のものを狙いたいですね。
ただ、あまりF値の小さなレンズは値段も高くなりますし、また大きく重くもなりますので、懐具合や腕力(笑)との相談にもなります。



2.焦点距離

お次は”焦点距離”です。

「広角」とか「望遠」とかいう言葉は聞いたことがあると思います。広角レンズは、広い範囲を写す事ができ、また望遠レンズは遠くのものを大きく写すことができます。
広角とか望遠というのは、この焦点距離の大小で決まります。

大体の目安ですが、焦点距離が30~40mmのものが、いわゆる標準レンズと呼ばれる焦点距離で、これよりも小さい数字のものが「広角レンズ」、また逆に大きい数字のものが「望遠レンズ」ということになります。

で、ネコ用にはどれくらいがいいかといいますと。。。

ここは個人的な感覚になりますが、部屋の中で撮影することが多いのであれば、標準の焦点距離がちょうどいいと思っています。
また外でネコを撮影するのにも使いたい、という方は、望遠レンズも視野に入れておいたほうがいいでしょう。



3.最短撮影距離

3つ目のポイントは、最短撮影距離です。
この数字は、なかなか表には出てこないものですので、知りたければカタログを手に入れるか、お店の人に聞くか。。。となってしまいますが、知っておいたほうがいい数字です。

実は、レンズごとにどれくらい対象まで近づいてピントを合わせることができるか、という距離が決まっていまして、その距離のことを『最短撮影距離』といいます。
この数字はもちろん、小さければ小さいほど近くに寄れるということになります。

ネコをアップで撮りたい!
という用途には、この数字が小さいレンズを選べばいいのですが、大体の目安として、最短撮影距離が30cm以下であれば、まあネコを撮るのには不足はないかな?という感じです。

参考までに、30~40cmくらいの距離で撮った場合のキキがこんな大きさです。

_IGP2071-1

画面いっぱいに顔がはみ出すくらいの大きさには写ってますね。

また、世の中にはマクロレンズというものがあって、これだともっともっと近寄って撮影することができますが。。。

_IGP1079-1

ちょっとこれは、近寄り過ぎですよね^^;

これだけ接近しての撮影は、ピントも手ブレもかなりシビアになります。自分が動いてもいけませんので、じっと息を止めて、ピントを合わせて。。。といった感じで、1枚撮影するだけでもかなり疲労してしまいます。。。



さて、以上をまとめますと、

1.絞りはできるだけ明るいものを!(できればF2.8以下!)
2.焦点距離は、部屋の中がメインであれば、30~40mmくらいを目安に
3.最短撮影距離は、30cm以下を目安に

こんな感じの基準になりますかねー?

これらを満たすお奨めのレンズは、次回ボディと一緒にご紹介したいと思います。



さて、ここでもう1つ説明しておきたいことがあります。

世の中には、ズームレンズと、単焦点レンズというものがあります。

ズームは、最初に書いたとおり、焦点距離を変えられるレンズで、広角から望遠までカバーしているものであれば、1本でさまざまな用途に使うことができて、とても便利です。

反対に単焦点レンズは、焦点距離を変えられないレンズ、というものです。

「なんだ、それじゃ単焦点レンズを選ぶ意味なんてないじゃない?」

。。。ってお思いかもしれません。

ですが、単焦点には単焦点のメリットというのも、たくさんあるのです。

まず、明るいレンズが多いです。
F1.4とかF2といった、かなり明るいレンズは、ズームレンズにはありません。

また、比較的軽量、コンパクトで、価格も安めなものが結構あります。

最後に、写りがいいのです!
私も最初はズームレンズを使っていたのですが、後で単焦点レンズを手に入れて使ってみて、その写りの美しさにはびっくりしました。
シャープだし、色はクリアだし、もちろん明るくてボケもきれいと、それ以来単焦点レンズのとりこです。
(キキログでも、ここ2~3ヶ月は殆ど単焦点レンズを使った写真になっています。)



以上が、レンズ選びのポイントでした。

ここまで長ったらしい文章を読んで下さった方、本当にありがとうございます^^;
こんなにいろいろ書いてもなお、具体的な機種名が1度も出てこないなんて。。。(ρ_;)

ですが、お待たせしました!
次回はいよいよ、お奨めのボディとレンズをご紹介したいと思います!


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さて、全何回のシリーズになるのでしょう?(笑)
みなさんも まさかこんなに長くなるとは思ってなかったと思うなりよ!

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テーマ:猫の写真 - ジャンル:写真