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おかえり、キキ
金曜日、キキが退院してきました。


DSCF2824.jpg



まだ、エリザベスカラーをつけたまんまです。


傷口からは血が出続けていて、
ピンク色のよだれが止まらないので、
ガーゼ代わりのキッチンペーパーを
あごの下に敷いています。


退院して間もない頃は、
歩くとふらついたり、寒いのか時々震えていたり、
寝てる時も安眠という感じではなかったので、
心配なのでつきっきりで見守っていました。


今日になると、ずいぶん調子も良くなってきたようで、
あちこちうろついてみたり、
ツメとぎしてみたり、
人の食べてる物をほしがってみたり、
と、いつものキキみたいになってきました。


調子がいいときには、
ベランダにも出たがってみたり。


DSCF2815.jpg





ネコタワーにも登りたがります。

ただ、エリザベスカラーがあっちこっちに引っかかって、
その度に落っこちそうになるので、
危なっかしくて仕方ありません。


DSCF2820.jpg




。。。食べるのはやっぱり、苦労してます。

こればかりは、時間をかけて、少しずつ慣れていってもらわないと。



と、こんな形で、新たなキキとの生活がスタートです。

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テーマ:猫のいる生活 - ジャンル:ペット

キキの手術 ~大学病院での一日~
手術当日の朝。

キキの心臓が麻酔に耐えられるかどうかの検査が、
循環器科の先生によって行われた。

その結果、
「麻酔のリスクはあるけど、手術、しましょう。」
ということになった。

ただ、まだ麻酔をかけた後の精密検査により、
切除不能、放射線治療に切り替える、という可能性もある。

麻酔時間を出来るだけ短くするために、
手術と放射線治療、方針が決まったらすぐに対応出来るようにしたい、
という先生の配慮もあり、
両方の施設を確保可能なこの日の手術予定の一番最後に
キキの手術を行うことになった。

それまでは、待機となった。


* * *


14時開始、と聞かされていた手術開始予定まで
待合室でじっと待っていると、
「今から麻酔をかけます。」との案内があった。

放射線治療だと効果はあまり高くない、と聞かされていたので、
どうか、手術出来るとの判断結果がでますように。。。

と、祈りながら待つこと約30分。

「手術できます。今から手術が始まります。」
と、先生の一人から伝えられた。

手術着に着替え、手術室を見下ろす見学室に入ると、
手術台の上には、既に麻酔が効いて、
仰向けに寝かせられたキキの後ろ足が、
体にかけられたシーツからはみ出ているのが見下ろせた。

やがてそれも、上からさらに大きなシーツがかけられて見えなくなり、
シーツの丸い穴から、キキの小さな下顎だけが覗くようになっていた。

手術台の周りには様々な器具が並べられていて、
10人位の先生たちが慌ただしくそれぞれの準備をしている。

シーツの穴から覗いている下顎は、小さな白いキバも見え、
確かにそれはキキのものだったけど、妙に現実感を伴わない光景だった。

しかし手術が始まり、メスが入れられ、淀みなく手術が進んでいくと、
今、キキの身に起きていることを思い、涙がどうしようもなく溢れ、
紙マスクの中は鼻水の洪水となり、苦しくて仕方なかった。

見学室に置かれたモニターには、手術の様子が詳細に映し出されていた。
口の中の構造は思っていた以上に複雑で、そう簡単な手術ではない、
ということを思い知らされた。

腫瘍は既に顎の骨をも侵食していて、左側の2/3、
右側の1/3ほどの骨も一緒に切り取って手術は進む。

やがて、キキの下顎に巣食っていた大きな赤黒い腫瘍の塊が、
小さなキバもろとも切り離され、
執刀医の先生の手から別の先生の手に渡った。

もう、後戻りできない。

喜ぶべきことなのに、何故かそう思った。

そこからさらに、複雑で繊細な手術が続いていった。
閉じる方が、開いていくよりも、何倍も難しい作業に思えた。


* * *


手術中はずっと、心電図の音が、見学室にも鳴り響いていた。

麻酔が心臓に掛ける負担はかなり大きい、
と事前に説明されていたため、
定期的な心音のリズムが少し狂ったりするたびに、
ハッとして先生達の様子を凝視し、
特に慌てた様子がない事を確認してから、
また手術の進行に集中していった。


* * *


1時間はかからない、という事前の説明をほんの少し超えて、
手術開始からちょうど1時間が過ぎたころに手術は終了した。

終わった直後の手術室から、一人の先生が見学室に駆け上がってきて、
「今から先生からの説明がありますので。」と伝えてくれた。

手術室へ降りていくと、執刀医の先生が
「手術は予定通り、順調に終わりました。」
と言い、切り取った腫瘍や、キキの口を見せながら、
どこをどう処置したのか、簡潔に説明してくれた。

シーツは既に外されていて、キキはまだ麻酔でくったりと横たわっていたが、
久しぶりに姿を目にして、ああ、キキはまだそこに生きている、と思った。


* * *


約30分後、キキが麻酔から覚めたとの連絡で、診察室に会いに行くと、
診察台の上には、麻酔で瞳孔が開いてまん丸お目目のキキが、
先生に抱えられるようにしていた。

手術室で見ていた通り、キキの下顎は短くなっていて、舌がだらんと、
夏の日の犬のように出されていた。
ただ、舌が時々出たり引っ込んだりしていたので、舌を動かす筋肉が
無事に残されていることは確認できた。

麻酔と痛み止めで多少意識が混乱気味なのか、ちょっと挙動不審な感じ。
でも先生が「やっぱり飼い主さんがわかるんですねー」と言っていたので、
こちらのことは何とか理解しているみたいだった。

おでこをカリカリしてあげると、
ちょっと嬉しそうに目を細めるキキ。

よくがんばったね、キキ。

そういって頭を撫で、部屋を後にした。


* * *


キキの退院は、明日10/28となった。

楽しみと不安でドキドキしながら、キキを待っていよう。

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手術結果(速報)
本日(10/26)、キキの手術を行いました。

結果としては、無事、手術成功!です。

術前には、手術自体が出来るのかどうか心配されていましたが、
事前診察の結果、麻酔での危険性もクリアでき、
腫瘍の範囲も、ギリギリ切除できる範囲にとどまっていました。

心配、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

手術後、麻酔から覚めたキキにも会う事が出来ました。
まだ意識は混乱しているみたいでしたが、
元気そうにはしていました。

手術にも立ち会い、一部始終を見てきました。
詳しい事はまた後日、書きたいと思います。


* * *


下顎がなくなったキキとの生活が一体どうなるのか。。。とか、
再発の可能性がどれくらい高いのか。。。とか、
まだまだ不安な事は残っていますが、
それらは追々考えて行けばいいこと。

とりあえず今日は、キキの手術成功を喜びたいと思います!

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大学病院での検査(10/20)
10/20(木)、大学病院の検査を受けてきた。


腫瘍や心臓の状態、血液、尿検査と、多方面からの検査の結果、
来週水曜日、10/26(水)に手術を行う、という事で決定した。

ただ、キキが14歳という高齢であること、
また心臓に不安を抱える状態でもあることから、
手術前に循環器系の専門の先生に、
長時間の麻酔に耐えられる状態かどうか判断してもらってから、
という条件付きの検査結果ではある。


どうか、キキの心臓が手術に耐えられる状態でありますように。。。


それと、当日、麻酔をかけてからの精密検査の結果次第では、
外科手術ではなく、放射線治療に切り替える、
という可能性もまだ残っている。

切除する範囲が、舌を動かす筋肉にまで及んでしまう場合、
自力では全く食事をする事が出来なくなってしまう。。。
そうなると、手術後の生活の質が保てなくなってしまうため、
飼い主側との相談の上、治療方針を変える事もある、とのこと。


まだまだ、当日を迎えるまではどうなるか分からない。


* * *


そんな訳で、20日の検査後、即入院・手術か!?
と思っていたキキだけど、いったんお家に帰ってきた。

この土日は、思う存分甘えさせてあげるつもり。


* * *


キラキラキキ写真。

これは9月上旬の写真。


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この頃には既に、口の中で腫瘍が育っていたんだなあ。。。

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状況:10月18日
あさって20日、ようやく大学病院での検査の日がやってくる。

20日の時点では、まず検査を行う予定で、
いつ手術となるかは未定の状態。

というか、手術するのか?ということ自体が、検査結果で決まる。

「手術しない」という選択肢もありうるわけで、その場合は一体、
その後をどのように過ごしていくことになるのか。。。

仮に「手術する」となっても、下顎のどれくらいが無くなってしまうのか、
またその状態での生活って一体、どのようになるのか。。。

いずれにしても、20日は重たい宣告を受けることには変わりがない。


* * *


腫瘍は、ずいぶん大きくなってしまった。
キキ的にも、もう限界みたい。

出血は常にしているようになったし、
腫瘍自体が口の中でとてもジャマで違和感があるらしく、
しょっちゅう手で「これ取っちゃいたいなり~!」
って感じにごしごししている。

見ている方としても、とても辛い。

20日の検査まで、とても長かったのも確かだけど、
逆に検査の日があと数日遅かったら。。。と思うと、
最低限の運は残っていたのかもしれない。


* * *


20日の検査後、恐らくそのまま入院となるはずで、
手術となれば数週間は家には帰れない、という話。

それまでの短い間だけど、出来るだけ一緒にいてあげたいし、
出来るだけ甘えさせてあげたい。


それから、これまで親身にキキの診察をしてくださった、
H動物病院のM先生、本当にありがとうございました。

しばらく大学病院でキキを見てもらう事になりますが、
無事に退院出来たら、またお世話になりたいと思いますので、
よろしくお願いします。
(ってこのブログは見ていないと思いますが。)


* * *


またまた過去写真から。

箱の中から、ちょうだいちょうだいするキキ。


DSCF2317.jpg

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状況:10月10日
キキの体重減少が心配なため、
1週間先だった通院の予定を少し早め、
キキをかかりつけの先生のところに連れて行った。

病院の体重計での計測結果は、5.5kg。
ここ最近(腫瘍が見つかる前)の平均が5.8kgだったので、
やっぱり300g、減ってしまっている。

ここに来て初めて、キキに「蓄え」があったことに感謝(笑)

ただ、蓄え(脂肪)を使い続けるのは
肝臓に負担をかけてしまうので、それはそれで心配な事。

体重の減少については、栄養補助剤を出してもらって、
食べない分の補助をこれでまかなう事に。

あとは何とか、手術の日まで、乗り切るしか無い。



それから腫瘍の状態としては、
大きくなってはいるものの、前や横の方に成長しているので、
まだ不幸中の幸い、とのこと。

奥の方に進んでしてしまうと、
手術でも取りきれなくなってしまう可能性があるので。。。

こちらも、何とか今のまま奥の方に進行しないよう、祈る他は無い。



手術の日まで、じれったい日々が続く。



* * *



今日のキキ写真。

これも1ヶ月ほど前の撮影。

「ナウシカのテト」状態で、お外をお散歩。

DSCF2511.jpg

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状況:10月6日

キキの口の腫れは、日に日にひどくなってきている。

出血も続き、ここ2~3日は常に口の周りを赤く染めている。

そんな状態なので、やはり食べるのは辛いのか、
食事量は激減、体重も減っている。

家の体重計なので精度がイマイチではあるけど、
1週間で約300g、減ってしまった。

手術まであと2週間以上あるというのに、このままのペースだと、
手術に耐えられる体力が残っているのか、かなり心配。。。


* * *


そんな状態なのにもかかわらず、時々キキは、
頑張って「チュー」をしようとする。

(キキの「チュー」とは、ヒトの口の周りをベロベロと嘗め回すこと。
あのざらざらな舌なので、される方としては痛くてたまらないのだけど。)


こちらに「チュー」しようと、鼻先を近づけてきたものの、
困ったような表情を浮かべて少しの間迷った後、
チューを諦めてしまう。。。


でも、時々、ペロペロッ・・・と、
かなり控えめなチューをする事もある。

口の中、痛くて辛いはずなのに。。。
頑張ってチューするなんて。。。


早く、何とかしてあげたい。


* * *


最近、文章ばかりの記事が続いてしまってるので、
1ヶ月ほど前のものですが、写真を載せておきます。


DSCF2478.jpg


出窓から外をのぞいているキキ。

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状況:10月1日
患部の腫れが、ひどくなってきている。

腫瘍の場所は、下側の口の中、歯とほっぺたの間くらいのところ。

口の中が腫れ、唇が歪んで開き気味になっているため、
唾液が出てきてしまい、定期的に拭き取ってあげないとしょうがない状態。


腫瘍の成長が早すぎるのでは・・・???


と心配していたところで、ちょうど通院の予定日になったので、
キキを診てもらいつつ先生にその事を相談してみると、

「腫瘍の成長スピードは、最初は急激に成長するが、その後は落ち着く。」

とのことで、今はその初期の成長期に当たるらしい。


また、大学病院での診察・手術の予約がなかなか取れず、
腕の信頼できる先生のところでは、10月20日、
というかなり先の日程になってしまった。

他の大学の先生のところでは、もう少し早い日の予約も取れるが、
手術自体が難しい事、それから腫瘍の成長スピードのこともあって、
急いで他の先生にお願いするよりは信頼できる先生のところで、
という獣医さんの意見もあり、10月20日まで待つ方を選択する事になった。


* * *


・・・このことは、記事にするかどうか迷っていたのですが、
いずれ手術をした後には明らかになることなので、ここで書いておきます。


キキの手術は、恐らく下の顎を取ってしまう事になります。

下顎の全体を取ってしまうのか、それとも部分的には残せるのか、
それは大学病院での診察の結果によりますが、
いずれにしても術後は、食事や水飲みの際に、
大なり小なり支障を来す状態になってしまうでしょう。

そこまでして、腫瘍を取り除く手術をするのか
(手術自体、体に大変な負担をかけてしまう)、
それとも手術はあきらめる、という選択になるのか・・・

キキが高齢という事もあり、元々の寿命までの年数を踏まえて、
どうするのが残りの時間の生活の質が高くなるか、
というのが選択の判断基準になります。


ただ、そうはいっても、いろいろな場面でこれから
難しい判断を迫られることにはなるでしょう。

何が、キキの事を考えた選択なのか。

何が、飼い主の単なるエゴ、としての選択なのか。

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